カメラがデジタル化してから、フィルム時代のものと比べ寿命も短くなりました。
コンピュータを搭載しているデジタル一眼レフカメラは今までのフィルムカメラと違う、複雑な構造となっています。
デジタル一眼レフカメラを使い続ける中で、最も気にしたいところはシャッター回数。シャッターを押すたびに稼働するシャッターユニットには限界があり、耐久数はカメラによって変わってきます。
例えばニコンのプロ機「D4」では耐久が40万回と言われています。つまりこれは40万枚撮影したらいつ壊れてもおかしくはないということ。入門機の耐久数は数万回と言われ、ヘビーユーズには向いていません。
また、「総レリーズ数」「レリーズ回数」といった呼び方をすることも有ります。
2.Macでニコンのシャッター回数を調べる方法
Macでニコンのシャッター回数を調べる方法はかんたんです。
シャッター回数を調べたい画像ファイルを開きます。ここでは、筆者所有のカメラ二台分を調べてみましょう。
Macの標準機能「プレビュー」で画像を開きます。
[ツール]→[インスペクタを表示]を選択
[(i)]→[Nikon]を選択
画像のメタデータに保存されたものを表示する機能ですが、シャッター回数は「シャッターカウント」に表示されています。
一台目は1,033,710枚、二台目は878,432枚の写真を撮ったということがわかります。ちなみに二台ともシャッターユニットを一回ほど交換しています。
Windowsでシャッター回数を調べる場合
Windowsだとフリーのソフトが出ています。以下の2つのソフトが代表的なものになります。
- JpegAnalyzer
- PHOTOME
シャッターが壊れてしまったら?
シャッターユニットが壊れてしまうと、シャッターが降りなくなってしまったり、写真の写りがおかしくなってしまいます。
この写真は筆者が以前使っていたキヤノンEOS 1D MarkIIのシャッターユニットが破損してしまったときに生成された画像です。一部だけ露出がおかしくなっていることがわかります。これでは仕事になりません。
こうなってしまった場合、サポートセンターでシャッターユニットを交換修理するか、カメラ自体を買い換える必要があるでしょう。
シャッターユニットが壊れるほどヘビーに使っていると「これだけ使っていると他のところにもガタが来ている可能性が高いので、買い換えたほうがいい」と言われてしまうでしょう。
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この記事を書いた人
1987年広島生まれ。
プロカメラマンマッチングサービス「TOTTA」や写真撮影・動画撮影サービス「deltaphoto」を手掛けるカメラマン。キヤノンユーザ。ビジネス撮影で日本全国出張撮影しています。