結婚式の挙式及び披露宴の撮影業務を式場と契約していない外部に依頼した際のカメラマンのこと。
通常結婚式場での撮影業務は式場と契約したカメラマン(式場及び写真室の社員か契約をしているフリーのカメラマンであることが多い)が対応することが一般的となっている。しかし、式場のカメラマンの仕上がりが好みではない場合など、新郎新婦がカメラマンを探し、持ち込む行為は多く行われている。
結婚式場にもよるが、撮影当日までどのカメラマンが撮影するかわからないことも多い。しかし、写真や映像に関しては、撮影をする人によって大きく仕上がりが変わる為、事前にどのカメラマンが担当するか、また担当カメラマンの過去作品のアルバムを複数確認することが大切である。事前にこれらの確認を怠ることで、期待とは違う仕上がりの写真や映像となるリスクが大きくなる。結婚式での挙式・披露宴の写真撮影費用は東京都内の場合概ね20万円前後であることが多い。映像撮影に関しても内容によるが、20万円〜というケースが多い。決して安い撮影費用ではなく、撮り直しは勿論きかない。そのため、カメラマン探しは非常に重要。
ウェディングカメラマンになるためには、社員カメラマンとして結婚式写真の会社に就職する形が王道と言われている。
また、都市部においてはフリーランスとして独立傾向も強く、就職後フリーのウェディングカメラマンとして独立するカメラマンも多い。
また、近年はカメラ機材の発達により、専門学校など特別写真の勉強をせず、未経験からウェディングカメラマンとなる者もいる。
結婚式の撮影を行うカメラマンへのギャラ相場は、式場や写真室からの撮影依頼の場合、概ね写真撮影で3万円〜10万円と幅広い(東京の場合)。
ベテランのカメラマンとなると、ギャランティは上がる。また、持ち込みカメラマンをメインとしているカメラマンのベテランカメラマンの場合挙式・披露宴の当日スナップ撮影費用で10万円を一つの基準として行っている場合もある。
ウェディングカメラマンの場合自分の価格表を用意している場合も多いため、各カメラマンに問い合わせる形が最も良い。
新郎新婦の好みのカメラマンを選ぶことができる点が一番のメリットである。また、結婚式場に依頼した場合の「当日誰が来るかわからない」ということも防げる。カメラマンによっては事前の対面打ち合わせも対応してくれる場合もある。
新郎新婦の好みのカメラマンを選ぶことができる点が一番のメリットである。また、結婚式場に依頼した場合の「当日誰が来るかわからない」ということも防げる。カメラマンによっては事前の対面打ち合わせも対応してくれる場合もある。
持ち込みカメラマンは一切NGとする結婚式場も多い。持ち込みNGの理由は様々ではあるが、写真・映像にこだわりたい場合には、式場との契約前にカメラマンを持ち込みたい旨を伝えることが非常に大切である。また、式場やウェディングプランナーに伝えず、プロのカメラマンを友人と偽り、持ち込む新郎新婦もいるのだが、式場やプランナーにはすぐに気付かれることがほとんどである。折角の晴れ舞台、新郎新婦・式場共に納得できる形でカメラマン選びをすることが重要かもしれない。