2015.06.17

大人数の集合写真、こんなときどうする
大人数の集合写真、こんなときどうする

 

会社の入社式、クラブ活動、友人の結婚式などなど…フォーマルな場で集合写真を撮るとき、ピントをきちんと合わせ、ブレないように撮るにはどうすればいいでしょうか。

簡単にみえて難しいのが集合写真。最前列から最後列まできちんとピントを合わせ、ブレないように撮らなければなりません。そして、パーティ会場のように暗い室内のシチュエーションも多くあります。もちろん被写体の、表情も気にしなければなりません。(→ 「【コミュニケーション編】集合写真で笑顔を撮る方法」へ)

tripod photo

1.ブレないために「三脚」を使おう

写真にブレは大敵です。手持ちでブレずに取れない状況では、三脚にきちんと据えて撮りましょう。

また、いくら三脚を据えていて手ブレは防げても細かな被写体ブレが生じる可能性がありますので、筆者は最低でも1/80以下のシャッタースピードにはしないように心がけています。

ただし、会場が十分に明るく手ブレの心配がない場合には三脚の使用が難しい場合にはその限りではありません。

2. 前から後ろまでピントをあわせるために「絞る」

集合写真で最も重要な事は、「きちんと全員の顔が写っていること」です。大人数の集合写真の場合、何列かで撮ることになりますが、一列目から最終列まではっきりとピントをあわせるためには、きちんと絞ることとが大切です(そのためシャッタースピードも落ちますので、三脚があると安心です)。

列の数や、ズームの具合によって状況は変わりますが(望遠側になればなるほどボケやすくなります)、撮影モードを「絞り優先」(キヤノンなら「Av」、ニコンなら「A」)に切り替え、絞りをF8周辺にして撮影することである程度全体的にピントをあわせることができるでしょう(テスト撮影をして、ピントの合い方を確認してみましょう)。

2.1 フラッシュを焚こう

camera strobe photo
Photo by MattysFlicks

光量を確保するためには、フラッシュを焚きましょう。フラッシュを使うことで、被写体の方々に「今撮られた」というのを認識させる効果もあります。

2.2 ISO感度は高めに

暗い室内で撮影することも多くあります。集合写真は、まずはきちんと写っていることが大切です。ある程度絞るためにも、感度は高めにすることはあります。

私が使っている、高感度に強いNikon D4の場合ですと、ISO2500〜3200程度までは問題なく上げます。ただしこれはフラグシップ機の場合ですので、通常の一眼レフカメラですと、ISO1600〜2500程度を上限に考えたほうが良さそうです。

2.3 絞りを開けて撮っても良い場合

絞って撮る理由は最前線から最後列までピントをあわせるためです。なので、奥行きのない一列での集合写真であれば、絞りを開け、背景をぼかしても問題ないでしょう。

3. 「望遠側」で歪みを防ごう

2. 前から後ろまでピントをあわせるために『絞る』」で書いた通り、望遠側で撮れば撮るほど、背景はボケやすくなってしまいます。しかしだからといって、広角側で撮ってしまうと写真の両端がどうしても歪んでしまいます。

集合写真の大前提は「全員がきちんと写っていること」です。そのため筆者は50mm以上の画角で、F8位上に絞り込み、撮影するよう気をつけています。ある程度望遠側にすることにより、歪みも気にならなくなります。

 

複数列になっての撮影の場合は、前列の人の頭にかぶって、顔が隠れてしまう方もいらっしゃいます。立ち位置の調節も撮り手の仕事です。冒頭に「簡単にみえて難しいのが集合写真」と書きましたが、慣れれば問題なく撮れるようになります。

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